Vidalia連携
Ver.2.2より、Vidaliaと連携してTorネットワークを使用できるようになりました。
Torとは?
Tor(トーア、The Onion Router)は、TCP/IPにおける接続経路の匿名化を実現するための規格、及びそのリファレンス実装であるソフトウェアの名称であり、P2P技術を利用したSOCKSプロキシとして動作する。
なお、Torは主として接続経路の匿名化を行うものであり、通信内容の秘匿化を行うものではない点に注意が必要である。Torでは経路の中間に限り一応の暗号化を行っているが経路の末端では暗号化が行われていない。通信内容自体の秘匿化まで行う場合は、SSLなど(HTTPSやSMTP over SSLなど)を用いて別途暗号化を行う必要がある。
(Wikipediaより引用)
要は、どこからアクセスしたかわからないようにするものです。また、ファイアウォールなどでアクセス制限されてるサイトとかにもアクセスできるようになるようです。
※
とはいっても、接続経路がみえないことを利用して、Twitterに罵詈雑言、誹謗中傷を書き込んだり、会社等でTwitterのアクセスを制限しているのにそれを乗り越えてTwitterを利用したりすることを勧めているわけではありません。”できる”と”やる”は大きな違いです。ルールを破れば、罰せられる可能性があります。ルールが定められていなくても、何か大きな力が働くかもしれません。別にやってもいいけど、罰せられる覚悟をしてください。自由ってそんなものです。ちなみに私はこの機能を使用しないつもりです。
Torについて詳しくはこちらを参照
Vidaliaとは?
VidaliaはTorのGUIコントローラです。Torの起動、停止、設定等をGUIで行うためのソフトウェアです。
詳しくはこちら
Vidaliaのインストール
Vidaliaは http://www.torproject.org/projects/vidalia.html.en からダウンロードできます。また、CosoTw(Vidalia同梱版)ではCosoTwのインストール中にVidaliaのインストーラが起動されるようになっています。
Vidaliaインストーラを起動すると下記の画面が表示されます。
Next> を押します。
全部にチェックを入れて Next> でいいと思います。
Next> でいいでしょう。
インストール中です。しばらく待ちます。
Completed が表示されたら Next> を押します。
Finishボタンを押したら、インストール完了です。「Run installed components now」にチェックを入れておくと、Vidaliaが起動します。
Vidaliaの設定
Vidaliaを起動すると下記のような画面が表示されます。
Statusのタマネギの色が緑なら、Torに接続されている状態です。
ここは、とりあえず、日本語表示にしておきます。
「Setting」を押してください。Setting画面が表示されます。
Appearanceを選択し、Languageで「日本語」を選んでOKボタンを押してください。
Statusのタマネギが緑じゃない場合は、「リレーのセットアップ」を変更するよいかもしれません。
設定画面のネットワークのところで、いろいろ設定を変更できます。各自のネットワーク環境に合わせていろいろ調整してみてください。
CosoTwの設定
各種設定のこっそり通信のところに記載してあります。